取組区分

目指した姿

・困っている問題を適切に発信し、解決しながら共に成⾧できる
・笑顔と思いやりで円滑なコミュニケーションを図ることができる
~変えていこう こころを一つにして チームワークあふれる職場へ~

取組のきっかけ

・勤続年数が⾧い職員の離職が続く中、人員確保ができず現場は疲弊していた。
・職員満足度は年々低くなる一方で、 業務改善を行う余裕もなく経過していた。
・全職員でチームワークあふれる職場づくりを目指して離職を防止したい。

取組内容

●働き方改革の導入に向けたグループワーク(ワイガヤ会議)を部署ごとに3回実施
・ 「困りごと」と、その「解決策」を事前に付箋に記入し、会議当日に持ち寄ってもらい(欠席者もふせんを提出)、ワイワイガヤガヤ職員同士話し合いながら、取組の優先順位を決定した。
・ 現場の職員が、取組(年休の取得、情報共有、受け持ち業務の見直し、時間確保など)の中から「チームワークあふれる職場」に近づけるものを部署ごとに1~2つ選択し、取り組むこととした。
●業務の平準化
療養棟の人員配置がフロアごとだったのを1本化し、業務負担を互いに体験することで、業務平準化につなげる。

取組プロセス

基本講座後 ①部署ごとにワイガヤ会議を開催し「困りごと」「解決策」を出しあった
②マトリックスを使って「困りごと」の緊急性・重要性と、「解決策」の実現性・効果を把握した
中間報告会後    ①部署ごとのワイガヤ会議の資料を全部署に配布し情報共有をした
②業務改善に取り組む課題を抽出した
③職員満足度調査を行った(半年後、再度行い満足度を比較する予定)

 

取組効果

・責任者主導ではなく、現場の職員自らが、課題とそれに対する解決策を考えることで自主性につながった。
・若い世代からの発言も多く、良い雰囲気の中で会議ができた。
・取組の結果、若い世代とベテランに共通の課題があることがわかった。

ワイガヤ会議の様子

取り組んでみた感想とメッセージ

職員が本来望む困りごと解決には⾧期的に取り組む必要があると感じた。責任者主導ではなく、現場職員に任せたことで、職員が主体的になり、取り組む意識が浸透してきた。焦らず、できることから解決をしたいと思う。ワイガヤ会議で職員が集まりコミュニケーションをとったことは有意義だったと感じた。