取組区分

目指した姿

情報共有や事務作業を効率化し、利用者様との関わりを増やすことで、健康だけでなく生きがいや楽しさを提供できる職場。

取組のきっかけ

・デイケア開設後、利用者数が増えてきたことで、利用時間中の多忙感が増し、利用者様との関わり方が理念である自律促進と乖離する場面がみられてきた。
・利用者様の情報を共有する時間が少なく、他事業所との情報共有で不備が起こっていた。
・連携業務が重複することで、利用時間中の現場のスタッフが減り、マンパワー不足となっていた。

取組内容

・企業内で働き方改革推進者を定め、今後進めていきたい取り組み等をスタッフへ向けてプレゼンテーションすることで明確化させた。その後、スタッフへは理念や情報共有について、利用者様へはデイケアでの楽しみを訊ねるアンケートを実施。その後、利用者様が楽しみにされていることを再認識しつつ、理念の再共有をスタッフ間で実施。さらに現場での問題点等を適宜話し合い、見直しも行った。
・情報共有に関して、コミュニケーションツールを試験導入。スタッフ誰でもスマホですぐに利用者様の情報が確認でき、業務の重複を軽減させることで利用者様と関われる時間を増やした。

取組プロセス

基本講座後 ・スタッフへ働き方改革についてプレゼンテーション。
・スタッフ・利用者様へアンケートを実施。
・集計結果を再度スタッフへプレゼンテーション。
・理念の共有や、情報共有について検討。
中間報告会後 ・利用者様に関するアンケートをスタッフへ実施。
・情報共有に関してコミュニケーションツールを試験的に導入。

 

取組効果

・理念の再共有を行うことで、スタッフ個人の現場での意識が変わった。
・利用者アンケートを行い、利用者様が本当に楽しみにしているものが何か再認識出来たことで、サービスを提供する価値の見直しが図れた。
・コミュニケーションツールを試験導入し、複数の情報が一括管理でき、業務の重複も軽減したことで他事業所との情報交換もスムーズとなった。

リハビリテーション内観

取り組んでみた感想とメッセージ

情報共有に関してはDX化を図ることで業務効率化に繋げることが出来た。今後は、他の事業所様との連携の幅をさらに広げ、業務だけでなく利用者様や地域への繋がりをもっと広げていけるようなサービスを展開していきたい。