取組区分
目指した姿
・職員の身体・働き⽅を守る職場環境づくり
・皆が働きたい︕この施設に⼊って良かった︕と選ばれる職場づくり
取組のきっかけ
・「職業病」と呼ばれる腰痛を持つ職員が多く、また施設利⽤者が増加傾向の中、業務自体を⾒直していかないと、今後⽴ち⾏かないという大きな不安があった。
・ある介護職員の「業務改善=ノーリフティングケア」に繋がるのでは︖という意⾒に賛同︕
取組内容
① 腰痛アンケートの実施(腰痛がある職員を把握し、現在の⽴ち位置を理解するため)
⇒全職員の約60%以上の職員が腰痛または何らかの違和感を持って仕事をしていることを把握する。
② ノーリフティングケア委員会の⽴ち上げとキックオフミーティングの開催
⇒自薦・他薦を含めメンバーを募り、施設⻑、看介護部⻑も巻き込み、委員会の⽴ち上げを宣⾔︕
③ 移乗⽤介護ロボットの試⽤
⇒介護、看護、リハビリなど多職種で連携し、操作⽅法の指導や適応者を皆で検討する。
取組プロセス
| 基本講座後 | 将来、どのような施設づくりを目指すのかを話 し合い、目標を設定する。⼿段としてノーリフティングケアの導入を決定。 |
| 中間報告会後 | スケジュールを作成し、施設の取り組みとしてノーリフティングケアの実施を宣言。委員会を発足させる。 |
取組効果
①介護現場で多職種が話し合いながら、業務をしている場⾯が多くなった。
②委員会の中でLINEなどを使⽤し、メンバーで情報共有ができるようになった。
③新しい道具、機械、⽅法など新たな取り組みの導⼊に対し、現場の⼼理的ハードルが低くなった。
取り組んでみた感想とメッセージ
これまで漠然とした中で業務改善を実施しようとしてうまくいかず、着地点が分からなくなることが多かったと思います。
今回は委員会を⽴ち上げ、スケジュール管理や情報共有、介護ロボット活⽤など多職種で連携を取りながら、やりがいと目的を持って取り組むことが出来たと思います。


