取組区分

目指した姿

社員満⾜度100%を達成し、
笑顔とありがとうで溢れる会社になる。

取組のきっかけ

・物流業界全体的に⼈⼿不⾜の状態にあり将来的に大幅な新規採⽤が⾒込まれない中、離職者を0にするためにはどうすればよいか考えたため。
・今後の新規採⽤を考えたとき、福利厚生や多様な働き⽅の提供が重要と考えたため。

取組内容

①社員(ドライバー)の現在の勤務状況(拘束時間・労働時間・休憩時間・残業時間)を正確に把握する。
 →⾞内搭載のデジタル式運⾏記録計を利⽤して勤務時間の管理を⾏う。
②社員(ドライバー)と管理職のコミュニケーションを図る機会を設ける。
 →2023年1⽉より管理職とドライバーの⾯談を⽉に2回⾏う。
③⾦脈会議の開催 → 社員の働き⽅満⾜度の向上が会社の発展(⾦脈)の一因と捉え、より良き職場にするために役員、管理職でメンバーを構成し、⽉に一回会議を⾏う

取組プロセス

基本講座後

1年後になりたい会社像に対して「離職者数0」というコミットメントを作成した。
中間報告会後    作成したコミットメントに対する成果指標と⾏動方針を明確にし進捗状況を役員及び管理職で共有した。

 

取組効果

①ドライバーの勤務状況を把握する事によって、顧客との運賃交渉がより具体的に⾏えるようになった。
②現場の最前線にいるドライバーと管理職が定期的にコミュニケーションをとることにより、抱えている不安やキャリアプランを知ることが出来た。ドライバー達は思っている以上に、2024年問題(働き⽅改⾰によって2024年4⽉以降からドライバーの年間時間外労働の上限が960時間に制限されること)に関⼼があり、ベースアップで給料を下げないと会社の意思を伝えたところ、安⼼された様子であった。

⾦脈会議の様子

取り組んでみた感想とメッセージ

働き⽅改⾰を推進していく中で、下記3点の必要性を感じました。
①自社の現状把握および計画、⽴案、実⾏を継続的に⾏うこと
②顧客の理解と協⼒を得るための交渉
③柔軟な働き⽅が出来るような勤務体制の構築及び従業員がスキルアップするための支援やプランの作成