取組区分
目指した姿
残業や休日出勤が多めの営業部門において、退社時間19時を目標に定め、ワークライフバランスの改善を目指す
取組のきっかけ
・事業拡大にともない営業部門(営業担当者や事務サポート⼈員)の業務量が増大
・退職者も重なり、さらに時間外労働が増加傾向
・フルオーダー製品の特性上、煩雑な社内⼿続きが多く、業務フローの⾒直しが必要
取組内容
①業務過多になっている要因を調査するため、本社営業部門全員にアンケートを実施。働き⽅改⾰推進メンバーで調査結果をもとに対策を検討し、営業部門の負担を軽減するため、関連部門等に・訪問エリアの⾒直し(近い地域でまとめる)・リモート商談の活⽤・社内ミーティングは30分以内に制限するなどの改善を要望した。
②時間に対する意識を高める目的で原則19時までの退社をルールとし、社⻑から全社員へ発信し19時退社ルールを徹底した。
取組プロセス
| 基本講座後 | 対象社員にアンケートを実施することで現状把握に努め、あわせて1 9 時 退社ルールを設定 |
| 中間報告会後 | 浮き彫りになった営業部門が抱える課題や問題点について、関連部門や担当者に改善を要望 |
取組効果
アンケートを実施したことで、「定時退社できない理由」(事務処理の煩雑さ、引き継ぎ業務の増加、電話対応時間など)と、「定時退社するための働き⽅」(早めの帰社や業務効率策など)が明確になった。また、退社時間をルール化したことで時間に対する意識が高まり19時までに退社できる日が確実に増えた。
※令和4年1⽉は、20時以降退社がほぼ100%だったのに対し、現在は約90%が19時までに退社できるようになった。
取り組んでみた感想とメッセージ
改善すべき点は多々残っているものの、19時までに退社できる日が増えていることを考えると、まずは時間に対する意識改⾰が重要である。全ての従業員がワークライフバランスを大切にしたい意向があるため引き続き、取り組みを強化していきたい。


