取組区分
目指した姿
若手社員の人材育成及び定着をする組織づくり
取組のきっかけ
●業務の都合上、直行直帰が多く、直接顔を合わせた全員参加のミーティングの実施が難しい。
●出退勤の記録が統一されておらず、毎日の集計及び月末の集計作業に時間がかかる。
●年次有給休暇率の向上。
●作業の進捗がすぐに分かる仕組みづくり。
取組内容
●リモート会議の実施
Zoomを用いたリモート会議を実施。全社的に取り組むワークライフバランスの推進に向けた取組活動についても従業員にタイムリーに発信。
●建設業に特化した出退勤管理システムの導入の検討
出退勤管理システムの導入を検討中。
●年次有給休暇取得率が低い従業員に対する周知活動
これまでの年次有給休暇の管理方法を見直し、全員の年次有給休暇の取得状況が分かるようにした。これにより、年次有給休暇の取得率が低い者に対して、年次有給休暇を取得するよう、呼びかけをすることができるようになった。
●LINEアプリの情報共有ツールの活用
これまでは事務所に一度戻らないとその工程及び進捗が分からなかったため、LINEアプリを活用し、どの場所、時間帯でも確認と連絡が取れるようにした。
取組効果
●リモート会議の実施により、報告・相談・連絡に費やす時間が大幅に短縮できた。
●年次有給休暇の取得率が低いものに対し、呼びかけを行ったことにより、前年度よりも年次有給休暇取得率が全体で2倍以上アップした。
●LINEアプリの活用により、各担当のスケジュール、担当業務数及び進捗を「見える化」することができ、これに伴う報告・連絡・相談に費やす時間が大幅に短縮できた。そのほか、リアルタイムで連絡と確認ができるため、連絡漏れや確認ミスから発生するムダな作業も削減された。
取り組んでみた感想とメッセージ
今、日本では少子高齢化に伴う労働者不足や、新型コロナによる働き方の急激な変化が起きています。弊社では、その時代の変化に対応し、社員一同、この状況下でも、お客様の要望にお応えしていきたいと考えています。そのためにも、社員が気持ちよく働ける環境をいかに作っていくかが非常に大切なことであると考え、働き方改革地域実践事業に参加させて頂きました。今回の取組が少しでも他の企業様のヒントになれば幸いです。


