取組区分

目指した姿

スタッフが仕事と子育てを両立させることができ、スタッフ全員が働きやすい環境をつくることによって、すべてのスタッフがその能力を十分に発揮できるようにする

取組のきっかけ

仕事と子育てを両立させることができ、スタッフ全員が働きやすい環境をつくるため、下記の課題解決が必要と考えた。
●出産から休職、職場復帰に至るまでの制度や休暇について理解不足を解消する必要がある。
●休職中の方や時短勤務中の方の不安や悩みを解消する必要がある。
●定時退勤や急な休みに対する職場理解を図る必要がある。

取組内容

●育児休職ガイドブックの改編・周知
出産から休職、職場復帰に至るまでの制度理解不足を解消するためガイドブックを作成。休みに入る前に、人事部よりガイドブックをお届けし、メールや電話などで質問対応や定期的な案内を実施。
●「配偶者出産特別休暇」取得の推進
社内アンケート結果をうけ、「現行の制度やとりくみを周知していくこと」を進めた。社内報に配偶者出産特別休暇の取得制度を紹介し、周知を実施。
●スタッフへの交流会や学習会の実施
育児休職中と育児時短勤務制度利用中のスタッフ参加のオンライン交流会を開催。
●管理者への制度の周知・啓発
管理者を対象に、1時間単位での子の看護休暇制度やハラスメント学習会を開催。

取組効果

育児休職利用人数
2019年度 28人(内男性1名)
2020年度 31人(内男性2名)
育児時短勤務利用人数
2019年度 14人
2020年度 18人(内男性1名)
●若い男性スタッフを中心に、制度利用が進んだ。
●休職中の孤独感がなくなり、休職者同士のコミュニケーションも増加した。
●スタッフからの相談時に、上長から制度の紹介や職場全体で育児を応援する雰囲気が出てきた事業所も。
●育児による離職率も低下した。

取り組んでみた感想とメッセージ

育児と仕事の両立は、制度の整備と組織の理解を進めることが必要で、特にガイドブックは該当者及び上司の理解を得ることに有効です。弊組合では、育児だけでなく、介護や私傷病のガイドブックも作成しており、職員がいつでも見れるようイントラネットでアップしています。男女平等社会・活き活きと働き続けられる高齢者雇用を進めるため、今後も組織で取り組んでいきます。