取組区分

目指した姿

「どうしたらいいですか?」ではなく、「こうしようと思うのですが」という自らの意見が自然に出てくる職場づくり

取組のきっかけ

事業の柱である冷蔵倉庫の部門のなかでも特に“25歳以下と45歳以上の割合が高く25~35歳「働き盛り年代」が少ない“という問題に直面しており、下記2点を出発点に改善活動を進めることにした。
●人間関係の確立とモチベーション向上
●従業員が求めるものの把握

取組内容

●業務手順が統一されていない(職人気質)
●上司からのフォローがない(作業指示を出しっぱなし)
●意見交換の場が不足している(コミュニケーション不足)
●業務の優先順位や目標設定の方法が分からない

個人プレーで業務に当たっており、チームとしてのまとまりがない。⇒モチベーションがあがらない。

 

①ミーティング内容の充実 事前に議題を作成し、問題解決の話し合いの時間を設ける→【『ただ何となく』をやめて真のコミュニケーションを!】
②なぜなぜ解析シートの導入 (課題やクレームの解決策を深堀り)課題やクレームの解決策の深堀りを、上司と部下、先輩と後輩などペアで作成
③マニュアルの見直し ~ 手順書・作業注意書を利用した指導 ~現場OJT主軸だと人によって教える内容が変わるため、マニュアルを使った教育にシフトする。

取組効果

①ミーティングで話し合いの時間を確保できたことにより、お互いの本音が分かり、フォローや業務分担に速やかに反映できるようになった。
②課題やクレームの解決策の深堀を実施したことにより、課題やクレームの事案が発生した際の対策実施までのリードタイムが 7日から1~2日に短縮した。

その他、12月度時間外労働時間(一人あたり)40%減等、効果が表れている。

取り組んでみた感想とメッセージ

業務改善や従業員満足向上は経営層や一部のメンバーがつくるものではなく、従業員が一丸となって作り上げるものです。今後もトライアルチームで“ありたい姿”を目指していく取り組みを社内に広げていく活動を浸透させることで、継続的改善と従業員満足の向上に努めていきます!