取組区分
目指した姿
無駄な作業を少しでも排除し、全体の負荷を低減することで新しい取り組みへ積極的にチャレンジする雰囲気を醸成したい。
また、無駄な作業への感度を上げ、今後も生じさせないような意識づけを行いたい。
取組のきっかけ
・担当者が、自社での勤務を開始し業務を習得していく中で、何のために行っているのか?と疑問を感じるものもあり、先輩社員に確認しても必要性が理解できない業務が含まれていた。
・全体的に忙しく新たな取り組みなどに積極性を発揮しにくくなっているとも感じた。
・無駄な作業も意識せずに取り組めば仕事をした気分にはなることができるが、次につながらないのでその気分は排除していきたい。
取組内容
●業務の進め方の見直し:特に入社手続き関係で新規入職者へ提出を依頼する書類について、迅速かつ不備なく提出してもらえないケースが多く、その後社保加入等の手続きの遅れにつながったり、再案内の手間が発生していた。
⇒状況により異なる担当者(営業担当など)が案内しており、案内漏れなどが生じていた為、もともとメインで案内していた担当者が電話で一元的に行うことで漏れなどを防ぐ。
●業務の振り分けの見直し:手が空いているからなどの理由だけで振り分けられていた様な業務は、 業務の効率やミスの発生を起こりにくくすることに主眼を置いた形で新たに振り分けを行った。
●求人情報のエクセル管理シートの見直し:同じ内容の入力が必要な複数のシートが存在していた。入力の手間を考えれば必要になった時に都度調べたほうが早いため、たまにしか使わない項目は入力自体を排除。また、シートを一枚へ統一。
取組プロセス
| 基本講座後 | ●各部門⾧などを交えてのミーティングの実施 ・取り組み内容の周知 ・期限を決めて、各自報告書提出のスケジューリング |
| 中間報告会後 | ●集まった報告書をベースに聞き取り実施 ●左記取り組み内容の実行 |
取組効果
個人的には二重入力などが低減されたと感じ、精神衛生上の満足度は大きい。また、入社したばかりで意見表明に遠慮していたが、本事業を口実に意見を具申するきっかけになったことも改善になると思う。また、細かいため上記には記載していないが、実はあんまり意味ないよねと意見の一致をみる様な慣習も顕在化し、排除することができたので1件1件の効果は薄くても複数件改善することである程度の効果は得られている。
取り組んでみた感想とメッセージ
皆の業務効率化への意識づけにきっかけをいただけたと感じている。
少しは負担が減っているはずなので、次は利益に直結するような行動をどんどん模索していきたい。


