取組区分

取組のきっかけ

 当社では近年、女性の新卒採用を積極的に行っており、採用面で一定の成果を上げています。2025年度は新入社員の約52%が女性となっています。
 そうした中、女性の平均勤続年数が3.6年と、男性の平均勤続年数6.4年に比べて短いという課題があります。
 もともと正社員として在籍していたのが男性中心であったことや、女性社員の多くが近年入社したことなどが背景にありますが、さらに、ライフイベントとの両立やキャリアパスの不透明さ、業界特有の業務負荷も、離職要因となっている可能性があります。今後は育成・評価・働き方の整備を通じて、女性社員が長く活躍できる環境づくりが求められていると考えています。

取組内容と結果

具体的な取組は? 何を目指していますか?

女性社員が長く活躍できる環境づくりとして、当社では次の制度を整えています。
1.短時間正社員制度
 当社では短時間正社員制度を取り入れています。上司とも相談の上、まずは無理せず復帰できる時間から、そのあと勤務状況と家庭の状態をみて1か月ごとに勤務時間を伸ばしていくことができます。性別を問わずこの制度を利用できます。


2.ママパートナー制度
 ママさんの中には、「週5日の勤務は厳しいが週3日なら働くことができる」といった方もいます。こうしたママさんのために、労働時間は短時間勤務制で、雇用形態は契約社員又はパートとして働くことができる「ママパートナー」制度を設けています。

 

3.様々な福利厚生

 家族手当、生理休暇、不妊治療休暇、結婚休暇、妊娠休暇(通院休暇)、出産休暇、配偶者の出産休暇など、社員に寄り添った多様な福利厚生を整備しています。


 上記のような制度を整備するだけでなく、女性が長く安心して働ける会社であることを積極的に発信するため、令和7年4月から当社求人サイトにて 「『子育ても、キャリアも楽しみたい』あなたに贈るページ」というタイトルで両立支援制度の内容を具体的に紹介しています。

 当社求人サイト: 『子育ても、キャリアも楽しみたい』あなたに贈るページ

 このページでは、実際に制度を利用しながらキャリアを継続している女性社員のインタビュー、一日の仕事の流れを掲載し、「制度があるだけでなく、活用されている会社」であることを、求職者に対してリアルに伝えています。

どのような成果が現れていますか?

 短時間正社員制度の利用者が1名います。在宅ワークも利用しながら、育児のために仕事を辞めるということもなく、仕事と家庭の両立ができています。

短時間正社員が在宅ワークをしている様子。

 こうした取組が評価され、Great Place To Work(グレートプレイス・トゥワーク)という働きがいに関するランキングで、2024年版 Great Place To Work日本における「働きがいのある会社」女性ランキング小規模部門第1位、2024・2025 年版 GreatPlace To Work 近畿地方における「働きがいのある会社」ランキング2年連続第1位、2025 年版 Great Place To Work 日本における「働きがいのある会社」ランキング小規模部門第 4 位を受賞しました。

今後の取組

 2025年度(2025年4月~2026年3月)に実施予定の取り組みでは、コーチング強化で女性のさらなる活躍を目指したり、新しい福利厚生を創造したり、月1回の他己評価の実施により個性を活かす関わりの強化、人時生産性※15,000円を目標にDX化の促進、急遽の休み等にも対応できる仕組みや環境づくり等を計画しています。これらの取組をもとに、平均勤続年数の増加や育休取得率男女とも100%の維持を目指します。

 

 これからも実際に働く社員や、地域の人達から認められる良い会社づくりに挑戦し続け、当社がモデルケースとして世の中の良い会社像をアップデートして、世の中に良い会社を1社でも多く増やしていけるように、使命感を持って社員達みんなで良い会社づくりをしていきます。

 

※1 人時生産性:従業員1人が1時間働く際の生産性のことを指します。
 

 

働き方改革のポイント

 女性社員が長く勤めてもらえるよう、ライフイベントとの両立やキャリアパスに係る支援を強化。ママが働きやすい多様な働き方の制度や福利厚生を整えながら、コーチングの強化など社員の育成・評価の取組も実施の予定。
 こうした取組はママだけでなく、働く社員の皆さんにとって働きやすく、働きがいのある職場につながるはず。